Amazonのアソシエイトとして、8796.jpは適格販売により収入を得ています。

EZ-SP12H2 EDID Patch & Flash Tool

ファームウェア(Intel HEX)内のEDIDを確認・抽出・書き換えして、WebUSBでUPDATE書き込みできます。

処理はブラウザ側のJavaScriptのみで完結し、外部と通信する必要はありません(ダウンロード/リンク先表示を除く)。

⚠ ファームウェア更新は自己責任です
本ツールは便利な反面、操作を誤ると機器の故障・動作不良の原因になりかねません。 実行によって生じたいかなる損害についても、当方は責任を負いかねます。 内容を理解したうえで、十分注意してご利用ください。

購入リンク

  • EZCOO EZ-SP12H2: Amazon購入リンク ※購入金額の一部が弊者に還元され開発・運営費になります。

このツールの目的

XREAL Oneシリーズは、ファームウェア PILOT 1.8.1 以降、これまでフルHD固定に近かった挙動から変わり、さまざまな解像度・リフレッシュレートを受け付けるようになりました。 (参考: PILOT 1.8.1アップデートの話) 例えば映画に適した24Hzや、120Hzを超える133Hzなどです。

ただし一般的に、出力機器(PC/ゲーム機/プレイヤー等)は、接続先ディスプレイが提示するEDIDに従って、選べる解像度・リフレッシュレートが制限されます。 そのため、間に入ってEDIDを任意に提示できる機器が必要になります。

  • EDIDエミュレーターを挟む案もありますが、機器によってはHDCPが通らないことがあります。(参考: EDIDエミュレーターの話
  • そこで、HDCPが通り、DIPスイッチで設定されたEDIDで上書きできる EZ-SP12H2 を利用する方針にしました。
  • しかしEZ-SP12H2に標準で組み込まれているEDIDは主に4K系で、XREAL Oneシリーズには不適なケースがあります(ダウンスケール機能もありますが、なるべく使わずに済ませたい)。

そこで本ツールは、EZ-SP12H2のファームウェア(Intel HEX)に埋め込まれたEDIDを、ファームウェア更新時に差し替えることで、 XREAL Oneシリーズ向けの解像度・リフレッシュレートを出力機器側に提示しやすくすることを目的としています。

使い方

  1. 公式サイトからファームウェアHexを入手(必要に応じて最新をダウンロード)
  2. Firmware Hexを選択 → EDID一覧が表示されます
  3. 置き換えたいEDIDの Upload Replace で .bin を差し替え(必要なら Download .bin で抽出)
  4. WebUSBでデバイスに書き込む。もしくはダウンロードして公式ツールで書き込む。(UPDATEモードで接続)

書き換えルート(選べます)

当ツールでは、用途や環境に合わせて次の2通りの書き換えルートを選べます。

  • 当ツールで完結 — ブラウザから直接デバイスに書き込む方法です。画面の WebUSBでデバイスに書き込む(UPDATE) を使います(Windowsでのドライバー変更が必要な場合があります。下のZadig説明を参照してください)。
  • Hexをダウンロードして公式ツールで書き込む — まず 変更を適用したHexをダウンロード で修正済みのIntel HEXを取得し、メーカーの公式フラッシュツールで書き換えてください。こちらの方法は、WindowsでわざわざWinUSBに切り替える(Zadigでドライバーを置き換える)必要がありません。公式ツールが提供するドライバー/手順のまま書き込めます。

どちらのルートでもEDID差し替えは可能です。操作に自信がない場合や公式手順を優先したい場合は、Hexをダウンロードして公式ツールで書き込む方法を推奨します。

ダウンロード
EZ-SP12H2公式ファームウェアのダウンロード場所(スクリーンショット)
公式ファームウェアのダウンロード場所(2026年2月23日時点のスクリーンショット)。サイト側の表示/導線は変更される可能性があります。
DIPスイッチとIndex対応
EZ-SP12H2のDIPスイッチ位置(矢印)
本体のDIPスイッチ(画像の矢印)の設定と、ファームウェア内EDIDのIndexが対応します。
ファームウェア内に34個のEDIDが埋め込まれていますが、使用するEDIDは2個だけです。
DIP: 4K7.1Index 1
DIP: 4K5.1Index 31
動作環境・注意
  • WebUSB対応ブラウザが必要(Chrome / Edge 推奨)
  • Windowsでは公式ドライバーではなく、ZadigでWinUSBに切り替える必要があります(後述 Zadig公式
  • UPDATEモード: PCに接続する際、UPDATEボタンを押しながら接続してください
  • 設定したEDIDのディスプレイ名は先頭3文字がMECに置き換えられます。例:XREAL One→MECAL One
Windows: ZadigでGB32 USB DFUをWinUSBに設定(重要)
⚠ USB ID(VID/PID)の確認を必ず行ってください
間違ったデバイスをWinUSBに置き換えると、他のUSB機器が使えなくなる等のトラブルにつながります。Zadigで表示されるUSB IDを必ず確認してから実行してください。
例(本ツール想定) VID 28e9 / PID 0189
  1. EZ-SP12H2をUPDATEモードでPCに接続します(UPDATEボタンを押しながら接続)。
  2. 対象デバイス(例: GB32 USB DFU)を選び、右側のドライバーをWinUSBにして Install Driver / Replace Driver を実行します。
  3. 完了後、Chrome / Edgeで本ページを開き、WebUSBでデバイスに書き込む(UPDATE)が利用できることを確認します。
ZadigでGB32 USB DFUをWinUSBに設定する画面(USB IDの確認が重要)
Zadigの画面例。必ずVID/PIDを確認し、対象デバイスだけをWinUSBに置き換えます。
表示されない場合
UPDATEモードで接続していてもZadigのリストに出ない場合、メーカーのドライバーが既にインストールされている可能性があります。 その場合はデバイスマネージャー等から該当ドライバーのアンインストールを検討してください。 一度WinUSBに置き換えると公式ツールが使えなくなる可能性があります(必要なら元に戻す作業が必要です)。

EDIDサンプル

ARグラス向けに調整したEDIDのサンプルです。ダウンロードして、Hexを選択後に Upload Replace で差し替えて使用してください。

EDIDを自分で編集して差し替える場合

  1. Firmware Hexを選択してEDID一覧を表示します。
  2. EDID一覧の対象Indexから Download .bin でEDID(.bin)をダウンロードします(サンプルbinを元にしてもOK)。
  3. ダウンロードした.binをEDIDエディターで編集します。おすすめは AW EDID Editor です。
  4. 編集後の.binを、同じIndexの Upload Replace で差し替えます。
  5. 最後に 変更を適用したHexをダウンロード(→公式ツールで書き込み)または WebUSBでデバイスに書き込む(UPDATE) を実行します。
ファイルが選択されていません